ミラノサローネの会場のひとつ、Superstudio。その中にあったMoooiの展示は、照明の見本市というより、美術館を歩いているような時間でした。
天井から吊るされた無数の光は、器具としてではなく、空間に浮かぶ彫刻として扱われています。高さを変え、密度を変えるだけで、同じ照明でも部屋のリズムがまったく違って見える。
照明は、設計の中でつい後回しにしてしまいがちな要素です。けれど、光の位置と高さを最初から計画に組み込むと、空間はもっと豊かになる。そのことを確かめられた展示でした。










照明を選ぶことは、空間の時間を選ぶこと。その感覚を、これからの設計に生かしていきたいと思います。