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MILAN SALONE 2026

Moooi | 光を​アートと​して​置く

2026年4月

ミラノサローネの​会場の​ひとつ、​Superstudio。​その​中に​あった​Moooiの​展示は、​照明の​見本市と​いうより、​美術館を​歩いているような​時間でした。

天井から​吊る​された​無数の​光は、​器具と​してではなく、​空間に​浮かぶ​彫刻と​して​扱われています。​高さを​変え、​密度を​変えるだけで、​同じ​照明でも​部屋の​リズムが​まったく​違って​見える。

照明は、​設計の​中で​つい​後回しに​してしまいがちな​要素です。​けれど、​光の​位置と​高さを​最初から​計画に​組み込むと、​空間は​もっと​豊かに​なる。​その​ことを​確かめられた​展示でした。

Superstudio
Superstudio世界中のブランドが集まる会場。Moooiの展示も、この中にありました。
枝先に咲く光
枝先に咲く光小さな光が、枝の先に咲くような照明。器具ではなく、一本の木のように空間に立ち上がります。
高さをずらす
高さをずらす球の光を、ひとつずつ違う高さに。吊るし方だけで、空間に奥行きとリズムが生まれます。
素材の物語
素材の物語素材の背景やコンセプトまで語る展示。かたちの奥にある考え方も、デザインの一部です。
やわらかな球
やわらかな球まぶしさのない、乳白の球体。住まいやホテルにも、そのまま取り入れたい光です。
傘のような光
傘のような光和傘を思わせる照明が、有機的な光と重なり合う。どこか懐かしい美しさがありました。
照明と椅子
照明と椅子頭上の光と、刺繍の施された椅子。家具と照明が、一つの景色としてまとめられています。
壁一面の物語
壁一面の物語細密なタペストリーが、空間の背景になる。壁もまた、世界観をつくる大切な要素です。
眺める家具
眺める家具花びらを重ねたようなスツール。座るためだけでなく、置いて眺めたくなる家具です。
これからの空間
これからの空間網目の照明、鏡面の球。光をどう置くかで、空間はいくらでも変わることを教えてくれました。

照明を​選ぶことは、​空間の​時間を​選ぶ​こと。​その​感覚を、​これからの​設計に​生かしていきたいと​思います。

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