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MILAN SALONE 2026

Edra | 家具が​空間の​主役に​なる​とき

2026年4月

Edraの​展示は、​装飾天井と​鏡、​テラゾーの​床が​残る​宮殿の​中に​ありました。

これほど​強い​室内に、​大胆な​形の​家具を​置けば、​ぶつかり合っても​おかしく​ありません。​それでも​不思議と​調和して​見えたのは、​家具の​色や​素材が、​天井画や​床の​石の​色を​どこかで​拾っていたからだと​思います。

日本の​住まいでは、​家具は​どうしても​「使う​もの」と​して​選ばれがちです。​けれど、​一脚の​椅子、​一台の​ソファが、​部屋全体の​空気を​決める​こともある。​家具を、​建築と​同じ​目線で​選ぶことの​大切さを​感じた​展示でした。

光を透かす椅子
光を透かす椅子窓辺に置かれた、透きとおる青の椅子。日差しを受けて、床に色の影を落とします。
素材を彫刻に
素材を彫刻に樹脂の塊から削り出したような椅子。家具というより、彫刻に近い存在感です。
花のかたち
花のかたち黒い花びらのようなソファ。足元の鏡が、そのかたちをもう一度映し出します。
部屋ごと見せる
部屋ごと見せる曲線のソファが、装飾の多い室内に、やわらかな余白をつくっていました。
テラゾーの床
テラゾーの床大小の石が混ざり合うテラゾー。家具の脚元まで、素材の組み合わせが考えられています。
色の強さ
色の強さ編み込んだような紫のソファ。色ひとつで、部屋の重心が変わります。
鏡が広げる奥行き
鏡が広げる奥行き床に置いた鏡が、天井画まで映し込む。部屋の高さが倍になったように感じます。
反射を重ねる
反射を重ねる鏡とシャンデリアの反射が重なり、上と下の境目がわからなくなる演出でした。
黒で締める
黒で締める天井も壁も装飾的な部屋に、黒いソファ。色を抑えることで、かたちがくっきりと浮かび上がります。
古典と現代
古典と現代天井画の下に、白い低いソファ。古いものと新しいものが、同じ部屋で無理なく共存していました。

一点の​家具が、​空間全体の​価値を​引き上げる。​住まいにも​ホテルにも、​そのまま​持ち帰りたい​考え方です。

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