Edraの展示は、装飾天井と鏡、テラゾーの床が残る宮殿の中にありました。
これほど強い室内に、大胆な形の家具を置けば、ぶつかり合ってもおかしくありません。それでも不思議と調和して見えたのは、家具の色や素材が、天井画や床の石の色をどこかで拾っていたからだと思います。
日本の住まいでは、家具はどうしても「使うもの」として選ばれがちです。けれど、一脚の椅子、一台のソファが、部屋全体の空気を決めることもある。家具を、建築と同じ目線で選ぶことの大切さを感じた展示でした。










一点の家具が、空間全体の価値を引き上げる。住まいにもホテルにも、そのまま持ち帰りたい考え方です。