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パリ・Dior本店 | 建築で​語る​ブランドの​世界観

パリ、​モンテーニュ通りの​Dior本店。​ブティックに​足を​踏み入れると、​そこには​ギャラリーが​あり、​庭が​あり、​カフェと​レストランが​ありました。

印象に​残ったのは、​売り場の​華やかさよりも、​光の​入り方です。​ガラス屋根や​中庭から、​自然光が​やわらかく​降りてくる。​色数を​抑えた​木と​石と​ファブリックの​空間は、​その​光を​受けて、​時間とともに​表情を​変えていきます。

都心の​真ん中に、​中庭と​いう​余白を​つくる。​長くいたくなる​居場所を​つくる。​建築​その​ものが​ブランドの​考え方を​語っている​ことを、​身を​もって​感じた​場所でした。

白いドレスの吹き抜け
白いドレスの吹き抜け螺旋階段の壁一面に、白いドレス。足を踏み入れた瞬間から、ブランドの物語が始まります。
庭へ開くカフェ
庭へ開くカフェ大きなガラスの向こうに、緑。街の真ん中とは思えない、静かな時間が流れていました。
長居したくなる席
長居したくなる席椅子と椅子のあいだに、ゆとりを持たせた配置。居心地は、こうした寸法の積み重ねでできています。
ガラス屋根
ガラス屋根屋根から落ちる光。時間とともに、室内の表情がゆっくりと変わります。
色を抑えた背景
色を抑えた背景淡い色の棚に並ぶバッグ。背景を静かにするほど、ひとつひとつが際立ちます。
宙に浮く光
宙に浮く光紙のように軽やかな照明。売り場が、ギャラリーのような空間に変わっていました。
素材のそろえ方
素材のそろえ方木、石、ファブリックを淡い色でまとめる。華やかさと落ち着きが、同じ空間に同居しています。
中庭という贅沢
中庭という贅沢都心の店舗の中に、光と緑の中庭。買い物以外の時間まで、設計されています。
レストランまで一貫して
レストランまで一貫して千鳥格子の椅子、照明、テーブルまで、ブランドの世界観が途切れずに続いていました。
空間がブランドをつくる
空間がブランドをつくる最後にもう一度見上げた吹き抜け。建築そのものが、ブランドの価値を語っていました。

光の​入り方、​居場所の​つくり方、​素材の​そろえ方。​規模は​違っても、​住まいにも​そのまま​通じる​ことばかりです。

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